お坊さんのコラム
生前に戒名を授与してもらうことについて
「生きているうちに戒名を授かるなんて縁起でもない。縁起が悪い。」と思っている人ばかりでしょう。それは「戒名とは死んでからの名前」と誤解している人がほとんどだからです。本来、戒名とは「これからの人生をお釈迦様の教えに従い生きる」ことを誓った証として授かるものなのです。しかしながら、葬式の引導でも「新たに法号(戒名)を授与すると宣言するので、「戒名とは死後の名前」と誤解されるようになってしまったのでしょう。
青森県の津軽地方では生きているうちに法号(戒名)を授かる人々が多勢いて、授かる為の修行を2~3日行っているそうです。生き生きと修行に励み「一生懸命生きる力」を得ているようです。だって、仏様の子として生きる決意をし、誓った証として法号(戒名)を授かるのですから、明るく元気になれるのでしょう。
生前法号授与は人生を振り返るキッカケです。







